UPM、インド北部にラベル材料拠点新設し供給網強化
UPM-Kymmeneは3月30日、インド北部ニューデリー近郊にラベル用粘着材料のスリットおよび物流拠点を新設すると発表した。2026年第3四半期の稼働を予定しており、インド市場における供給能力の拡充とサービス体制の強化を図る。
同社は2024年に西部ムンバイ近郊で物流拠点を開設しており、今回の新拠点はこれを補完する位置付けとなる。インドでは食品、日用品、医薬品などの包装需要の拡大に伴い、ラベル材料の需要も増加しており、地域全体への安定供給が課題となっている。
新施設では、ロール材料のスリット加工および在庫管理、出荷機能を担い、顧客ニーズに応じた仕様への迅速な対応を可能とする。これにより納期短縮や在庫対応力の向上を図り、インド国内におけるサプライチェーンの効率化と安定化を進める。
同社は声明で、インド市場を戦略的に重要な地域と位置付けており、今回の投資は同国全域へのサービス能力を高めるための取り組みであるとしている。
ラベル材料分野では、新興国市場の需要拡大を背景に、各社が供給拠点や物流機能の整備を進めている。今回の投資も、地域需要の増加に対応したサプライチェーン強化の一環として注目される。